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インプラント治療の流れ

インプラント治療を受ける場合、一定の手順に沿って手術が行われていくことになります。
まず診察。歯の状態をチェックします。インプラントは難易度の高い手術ですから、事前のチェックが大きくものを言います。レントゲン写真はもちろん、CTなどでより綿密な診察が行われることもあります。そのほか問診や過去の既住暦、あるいはインプラントを埋め込むための骨の量なども診察を行うことになります。もしこの際、虫歯や歯周病が発見された場合にはまずこちらの治療を優先します。
その上で手術が行われますが、手術は1回で済ませる方法と、2回に分けて行う方法があります。どちらもまず最初に歯肉を切開し、インプラントを埋め込みます。その後開いた歯肉を縫い合わせてもとの状態に戻します。埋め込んだインプラントの上に人工の土台となるアパッチメントを装着し、仮歯をはめ込みます。

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インプラント手術といえばその日で終了し、食事もできることでよく知られていますが、実際に手術がすべて終了するまでにはインプラントと骨が結合するまで半年程度の時間がかかります。その間は仮歯で生活することになります。とはいえ日常生活に支障をきたすようなことはほとんどありません。
もし骨の量が足りない場合には事前に骨を移植する手術が行われることもあります。技術の進歩によって手術にかかる負担は軽減されている傾向にあります。それだけにより便利な治療方法となりつつあるといえるでしょう。

インプラントの年齢

基本的にインプラント手術は年齢を問わずに受けることが可能です。しかし、年齢によって注意すべき点があります。
まず若年層。若い場合には手術を行った後に顎骨が成長する可能性があります。そのため、インプラントがその成長についていけないというリスクもあるのです。そのため、原則として20歳以上、顎骨の成長期間が過ぎた年齢からインプラント手術を行うというガイドラインが示されています。ただし、20歳以降も顎骨が成長する可能性もあるので注意が必要です。
それから高齢者。高齢者の場合は年齢による問題はとくにありませんが、術中のリスクに注意する必要があります。心臓病や糖尿病、高血圧などによって手術の負担に耐えられないことも多く、健康状態を詳しくチェックした上で手術の決断を下す必要もあります。

また、歯周病などによって顎骨の量が十分ではないケースも非常に多いのが高齢者。場合によっては骨移植など、より負担の大きい手術も行う必要が出てきます。免疫力が低下しているため、術後の感染症に注意する必要もあります。
このように、インプラント治療は年齢によっていくつかの注意点が出てきます。失った歯を取り戻す非常に有効な手段であるインプラントですが、あくまで健康的な生活を送ることができることが大前提。手術を受ける際はまず自分の健康状態をよくチェックし、医師と相談してリスクなどをしっかり把握した上で結論を下すことが重要になってくるでしょう。

1回法と2回法について

インプラント治療は行う手術の回数によって大きく1回法と2回法の2種類に分類されます。
短時間で手術が終わり、日帰りで受けることができることで人気の高いインプラント手術ですが、実際にすべての手順が終了するまでには3~6ヵ月程度の期間が必要になります。埋め込んだインプラントが骨と結合するまで安静させる必要があるからです。
1回法と2回法の違いはインプラントと骨が結合してから再度手術を行うかどうかにあります。2回法の場合は改めて切開し、インプラントと人工歯を連結させるアパッチメントを装着させます。1回法の場合は1回目の手術でインプラントを埋め込む際、切開しなくてもアパッチメントを装着できるように一部を外に露出させる状態にしておきます。

1回法の場合は手術の負担が1回だけで住む、費用が安く済むといったメリットがあります。2回法の場合はより衛生的で、感染症などのリスクが少ない、あるいはより強固にインプラントを固定できるといったメリットがあります。逆にデメリットとしては1回法は感染症のリスクが若干高かったり、骨の量が十分ではない場合には適さないなど。2回法の場合は2度にわたる手術の負担が大きい、費用もその分高くなるといった点が挙げられます。
1回法にするか、2回法にするかはひとりひとりの歯の状態や、医療機関の方針によって異なってきます。個人の意見で決められることは少ないですが、より納得して手術を受けるためにも覚えておいて損はないのではないでしょうか。

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